石岡瑛子とは?
石岡瑛子という人をご存知ですか?
この方は東京生まれのアートディレクターの方なんです。
アートディレクターっていう職業、ちょっと聞きなれない方もいるかと思います。
以下は、Wikipediaでの説明です。
アートディレクター (Art Director) とは、美術表現、芸術表現をもちいた総合演出を手がける職務を意味する。商業活動のなかでは、広告、宣伝、グラフィックデザイン、装幀などにおいて、主に視覚的表現手段を計画し、総括、監督する職務である。顧客の依頼・要望あるいは、立案された計画を目的達成するための素材や表現方法を模索し決定する。例えば、写真の風合いや対象、文字の書体や位置、色彩の組み合わせなどを考察する。実際に手を動かして作業する人間はデザイナーであり、アートディレクター兼デザイナーという表現をする場合もある。また、各種美術展・作品展の企画・立案・運営を専門的に行う職務でもある
「アート=芸術」って幅広いですから、どんな仕事なのか、抽象的なイメージしか沸きませんね。
ちなみに石岡さんのお仕事は「演劇や映画のセットデザインと衣装デザインがメイン」だとのこと。
世界的には映画の衣装デザイナー(コスチュームデザイナー)として有名なんですね。
そして、すごい人なんです。
どうすごいのかというと、石岡さん、これまでに、オスカー賞、グラミー賞、トニー賞といった世界的な賞を受賞されています。
そんな「石岡瑛子さん」について、もう少し詳しく調べてみました。
石岡瑛子について
石岡瑛子さん
1938年7月12日 に生まれ
2012年1月21日に亡くなられています。
出身は東京。
東京芸術大学美術学部卒業後、資生堂入社され、アートディレクターとしての仕事を始めます。
最初は広告デザインなどをされていたそうで、のちに独立し、グローバルな活躍をするようになりました。
そして多くの作品を制作し、数々の世界的な賞を受賞し、有名になります。
有名な作品としては
フランシス・コッポラ監督の「ドラキュラ(1992年)」…アカデミー賞衣装デザイン賞受賞
「白雪姫と鏡の女王(2012年)」…アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート
などがあります。
以下は、主な作品になります。
■グラフィックデザイン
・マイルス・デイヴィス アルバム 『TUTU』(1987年 グラミー賞)
■映画
・Mishima: A Life In Four Chapters (1985年、美術)
・クローゼット・ランド Closet Land(1991年、美術・衣装、ラダ・ヴァラドワジ監督)
・ドラキュラ Bram Stoker's Dracula (1992年、衣裳)アカデミー賞衣装デザイン賞受賞
・ザ・セル The Cell (2000年、衣裳)
・落下の王国 The Fall (2006年、衣裳)
・インモータルズ -神々の戦い- Immortals (2011年、衣裳)
・白雪姫と鏡の女王 Mirror Mirror (2012年、衣裳)アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート
■舞台
・演劇・ブロードウェー 『M.バタフライ』(1988年、舞台美術・衣装 ニューヨーク映画批評家協会賞)
・オペラ「忠臣蔵」(1997年、美術監督、三枝成彰作)
・オペラ・オランダ国立歌劇場 『ニーベルングの指環』(1997年)
・サーカス・シルク・ドゥ・ソレイユ 『ヴァレカイ』(2002年)
・演劇・ブロードウェー 『スパイダーマン』(2011年、衣装)
■その他
・ビョーク ミュージック・ビデオ 『コクーン (ビョークの曲)(英語版)』(2002年)
・ソルトレイクシティオリンピック カナダ・スイス・スペイン・日本チーム 競技ウェア
・北京オリンピック開会式・衣装
石岡瑛子さんの詳細なプロフィールについては、以下、Wikipediaにて記載されています。
以下は動画関連です。
1993年、アカデミー賞衣装デザイン賞(第65回)「BRAM STOKER'S DRACULA(邦題:ドラキュラ)」
以下は石岡さんの衣装のメイキング映像です。
以下は石岡瑛子さんの作品集です。
世界的にこんなにすごい方が日本人でいらっしゃったなんて。
勉強になりました。
ということで、「石岡瑛子」について紹介させて頂きました。